結婚を約束した時、いつまでも愛し合い仲良く暮らすことを夢見ていた二人。それが数年後には……..。性生活はなくなり、さらには会話もなくなる。いるだけでイラ!っとする。
でも世の中にはいつまでも仲良く、夫婦愛を高めている方々もたくさんいます。
あなたはどちらの夫婦ですか?
そこで今回は『夫婦愛とは何か?』、『夫婦愛を高める5つの習慣』についてお伝えします。
夫婦愛とは?
夫婦愛とはどんな愛なのでしょうか?恋人の関係とは違う夫婦の関係。一緒に暮らし、同じ物を食べ、同じ場所に寝る。それが毎日続き、年月が過ぎていくと「空気や水のように」な存在になってくるのが夫婦です。
そこには信頼と安心感があり、刺激的な愛とは違った形があります。
その一方、一度関係が冷めると憎しみ合いの感情しか生まれなくなり、仮面夫婦になり、離婚することに繋がります。
2018年の厚生労働省が発表した日本の離婚率は1.68という数字となっており、1000人のうち約1.7人が離婚していることになります。
離婚までに至らなくても、関係が冷めている夫婦は多いはず。夫婦の愛を高めるのはかなり難しいことになります。
夫婦喧嘩の原因
夫婦何時までも仲良くするのは難しいことですよね。世の中、夫婦喧嘩の原因はどんな物が多いのかご紹介します。
- 育児や家事について
- 生活習慣について
- 金銭感覚やお金について
- 休日や家での過ごし方
- 友達付き合い・異性関係
1.育児や家事について
喧嘩をほとんどすることがなかった夫婦も、子どもが生まれると急に喧嘩が多くなってきます。
共働きの夫婦が大半の中、育児や家事の分担でもめたり、イライラすることが増えます。
特に男性は育児や家事についてのに認識が甘く、女性のイライラの原因になります。
さらに子どもが生まれたことで、セックスレスになる夫婦も多く、さらに夫婦関係に亀裂が入ってしまいます。
2.生活習慣について
朝起きる時間、寝る時間など、付き合っていた時は気にならなかったことも一緒に住むと相手の生活習慣が色々と気になってきます。気になるだけならよいのですが、それがイライラや喧嘩の原因になることもしばしば。
食事やお酒のスタイルに関してもあまりにも違いすぎると一緒に生活することがストレスになってしまいます。
3.金銭感覚やお金について
お金についての問題は夫婦にとって喧嘩にもつながり、大きな喧嘩になる原因の一つです。お金は人を豊かにしますが、夫婦間でお金を共有することは、なかなか難しく、しばしば喧嘩になります。
何にどのくらい使うかなど将来設計を二人でとことん話し合う必要があり、お互いの金銭感覚が合うか合わないによって夫婦生活を送るのが難しくなります。
4.休日や家での過ごし方
休日は一緒に過ごしたい・一人で過ごしたい・だらだら過ごしたい・1日中ゲームをしたいなどお互いしたいことが違いすぎると喧嘩の原因になります。
せっかくの休日だからどこかに出かけたい妻と1日中TVやゲームをしたい夫。休日をどう過ごすのが本人の自由ですが、たまには相手のしたい事に付き合ってあげることが必要になってきます。
さらに子どもがいる場合は休日くらいは夫に面倒をみてもらいと妻は思いますが、休日くらいはゆっくり過ごしたいと夫は思いお互い不満が積もります。
5.異性関係
最後に異性関係もたびたび喧嘩の原因になります。
浮気のつもりはなくても、怪しい行動は相手を傷つけるだけではなく、夫婦関係の崩壊につながります。
一度失った信用を取り戻すのは難しく、一生喧嘩の原因になるといっても大げさではありません。
夫婦喧嘩の仲直りの仕方
夫婦喧嘩が習慣化したり長期化すると、仲直りをするのが難しくなってしまいます。直に謝るのが一番ですが、他にはどんな方法があるのでしょうか?
- 自分の非を認め素直に謝る
- 冷静に話し合う
- 何事もなかったように過ごし自然に仲直りする
- デートに誘い機嫌を直してもらう
- 時間が経つのを待つ
いずれにしても、申し訳ない気持ちともう二度とやらないという誠実さが大切になります。
喧嘩をしないことが一番ですが、仲直りができない場合の参考にしてみてください。
夫婦愛を高める5つの習慣
できることなら、喧嘩をしないで夫婦円満に過ごしたいですよね。夫婦愛を高めることのできるちょっとした習慣をご紹介します。
- ありがとう・愛してる・ごめんなさいという言葉
- 男と女でいることを忘れない
- スキンシップを大切に
- 美味しい物を食べに行く
- 笑顔で会話をする
1.ありがとう・愛してる・ごめんなさいという言葉
「ありがとう」・「愛してる」・「ごめんない」。この3つの言葉を呪文のように言ってみてください。
何かやってもらった時はすぐに「ありがとう」。寝る前には「愛してる」や「好き」。
少しでも悪いなと思ったらすぐに「ごめんさい」。
これだけでぐんと喧嘩の回数は減ります。
2.男と女でいることを忘れない
結婚すると相手の事を異性として見なくなりがちです。子どもが生まれると、父親、母親としてしか思えなくなる場合もあります。
自分自身が男性、女性として、輝いていることも大切ですが、相手のことを異性として意識し続けることは大切です。
3.スキンシップを大切に
スキンシップというと、一緒に寝ないといけないの?セックスレスなのにと思っていませんか。
一緒にお散歩に行ったり、一緒にテレビを見たりなど、日常のちょとした時間を2人で過ごす時間を増やしてみてください。
4.美味しい物を食べに行く
スキンシップに関連しますが、美味しい物は人を幸せな気分にしてくれます。夫婦2人だけでもいいですし、子どもを連れてでも、月に1回は美味しい物を食べに行くことをおすすめします。
「あそこのお店が最近人気らしいよ」や「美味しかったね」など夫婦の会話も弾みます。
5.笑顔で会話をする
イライラしている時や、喧嘩をしている時に笑顔で会話をするのは難しいですよね。さらに会話の少ない夫婦なら尚更。
笑顔を意識して会話をしたり、日常を過ごすことで夫婦の距離も自然に近づきます。
まとめ
「夫婦愛って?夫婦関係を高める5つの習慣」についてお伝えしました。いつまでも恋人気分でいることは難しいのが現実。しかし、どうせ長く人生を共にするのなら、仲良く楽しく過ごす方がいいですよね。
一つ屋根の下に住んでいるとイライラすること、嫌なことが目についてしまいますが、一番大切な事は思いやりとスキンシップではないでしょうか。
最後に本気で夫婦仲をよくしたい方はこちらのイベントもおすすめです。

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